NHK短歌 題「鼻」

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15:18:41▶

この番組のまとめ

現在 通算タイトル獲得数歴代1位を誇ります。 30分ぐらいの長考はよくあるんですけれども1時間以上は 一局の中で1~2回ぐらいなのでかなり珍しいところで先生には 申し訳ない事をしてしまったかなと思います。 これはね 名人の就位式の時で端っこに映ってるのが長谷川 櫂さんで長谷川 櫂さんも第一局の観戦をしたんですよね。 永田和宏選 入選九首です。 ほんとにね 今 ガザのニュースはいつもいつも 心塞ぐような厳しい情勢についてのニュースなんですがこれを アナウンサーが 美しい鼻濁音で滑らかに読んでいかれる。

羽生さん いかがでしょう?つらい時に出るのが涙ではなくて 鼻水というのがでもね 面白い歌でね 上二句と次の二句は 同じ構造をしている。 その当時の私と同世代の人だと思いますがその当時 バーグマンをまねて口づけを初めてしたという懐かしい歌ですね。 イングリッド・バーグマン 我々の世代の絶世の美女ですね。

その負修羅の扇というのは金地に 大きな波頭が しぶきを上げている その真ん中に大きな真っ赤な夕日が沈んでいく絵が描かれてるのが能でも短歌でも同じ事が言えると 私は思うのね。 これで 分かるんで面白い歌なんだけど最初に 「高い鼻」って出てくるとちょっと興ざめなところがあるのと結句の悲喜も交々は まあ言わなくても 十分分かるので最後に「鼻のこと」を持ってくるんですね。