「100分de名著」 司会の…さあ伊集院さん 学校では教えてくれない「枕草子」第3回でございますが今回は マナーという事です。 平安時代の文学に お詳しい埼玉大学名誉教授の山口仲美先生でございます。 でも 平安時代は 自分自身の中にとどまる感情でそんな攻撃性はないんです。 今 精神的な意味合いも加わって割合 いい意味でしょう?愛する。 でね その後西洋思想が入ってくると「神の愛」なんていう事になって精神的な意味合いが加わって現代に至る。
「枕草子」の中でも 彼女ははっきり言ってるんですよ。 けれど 母親の方は 大人相手のおしゃべりに夢中で「自分の仕事を 責任持ってやらない人も ほんと腹立たしい」。 仕事なんだから 責任持ってまっとうしなさい! 手を抜くな!それから 私が最近特に嘆かわしいと思ってるのは使わせたいものだと思う事がすっごく多い」。 そしたら 彼女は平気の平左で「そういうふうに言う人って自分が あたしに注意されて体裁悪いからなのよね」。
さあ 清少納言が許せない人を見てまいりましたけれども次は 逆に清少納言が好ましく感じる人。 平たく言うと 神社とか お寺に行って祈願してもらう時にその 清少納言が好きな人はちょっと まとめてみましたが。 さあ ここで じゃあ主人と使用人というのは一体 どういう関係が理想的なのか清少納言の考えを知る事ができる章段ちょっと見てみたいと思います。