「美の壺」のオープニング ご自身もご出演してらっしゃいますが題字は もちろん紫舟さんの作品なんですね。 先ほどの「美の壺」の「壺」という字非常に印象的なんですけれどもあれは どういうふうにして思いついた題字なんですか?今使っている題字は2代目なんですけれども1代目の蓄積があってそれが 壺の中に少し入っているような。 壺にもいろんな意味があると思うのでそれを ご自身で書いて下さった作品といいましょうかね…色紙も ご紹介下さい。
その ご夫婦関係と菊枕というのを取り合わせた非常に珍しい例ではないかなと。 見た目よりは非常に現代的な句でありまして最近 はやっているんですけどね。 お母さんの口角が上がったという事は菊枕をして寝る事によって若返るとか病が ちょっとよくなった癒えたという感じが出ているのではないかなと思われるんですけれども。 ほかの句が 中七 真ん中の七音が華があるのに対して この句は一番最初の上五に ポイントがある。 ですから 大変珍しい土臭さも ちょっとあるような珍しい菊枕の句だと思われます。
以上が 入選句でした。 それでは特選三句を ご紹介する前に「俳人のことば」をご覧下さい。 「大和島根」は日本の昔の名前ですね。 ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品は「NHK俳句」テキストに掲載されます。 俳句作りの ためになる情報も参考になさって下さい。 よく見てみますと「つみ上げる」という口語をこれ 下二段活用ですから下に 「書」が来てますよね。 活用も 「下二段」と書いてありますのでじゃあ 物に続く時には「る」がつくんだなとかね分かりますので是非 ご参考になさって下さい。
そして それをご自身で お書き頂いた色紙をご紹介頂けますか?あんまり意味のない言葉を挟みながら否定してる訳でもない「でも」とか。 でもお作りになって いかがでした?書で字を書く時に 字を選ぶのとご自分の作品一句を作る時に言葉を選ぶのと俳句で使う筋肉は 私は まだ持ち合わせてないようでした。