♪~今から およそ50年前エジプトのアブ・シンベル神殿はアブ・シンベル神殿は 実に巨大です。 アブ・シンベル神殿は エジプト南部ナイル川のほとりに建つ巨大な神殿です。 今から およそ3,000年前古代エジプトの王 ラムセス2世によって建てられました。 ラムセス2世は 古代エジプトの侵略をもくろむ人々をけん制するためにこの神殿を建てました。 廊下には 彫像と柱が並び壁は 全て 古代エジプトの文字ヒエログリフで覆われています。
この複製を使って どのように移築作業が行われたかを検証します。 2人は 建造物保存の専門家リチャード・スウィフトと作業します。 ジェリーたちは 神殿移築当時と同じ道具と方法でラムセス2世の頭部を切断し持ち上げ 組み立て直します。 肩って 掘ったら出てくる?移築作業の最初の工程は神殿を切り分ける事です。 切断が必要なのは正面部分だけではありません。 そこに並ぶ柱や天井ヒエログリフで装飾された壁も神殿だけでなく 岩山全体をいかにして動かすかというのが最大の課題でした。
1万6,000個もの岩を 短期間で運ぶのは 大変な作業でしたが見事に成功しアブ・シンベル神殿の移築に大きな自信をもたらしました。 やった!アブ・シンベル神殿の切断作業は9か月かけてようやく終わりました。 一方 神殿から80キロ離れた場所ではフランスのチームがアブ・シンベル神殿よりも古い内部には 美しい壁画があり切り分けるのは難しい状態でした。 大勢の作業員が線路を敷き詰めて巨大な神殿を移動しました。 作業員は 神殿を動かすたびに線路を前に移動させながら神殿を運びました。
この作業は 1,000回以上繰り返されました。 技術者たちは水を せき止めるため遺跡を取り囲むように 一時的な防水壁を造る事にしました。 防水壁内の水を抜き 移築のための解体作業を行いました。 当時 ダイバーたちを指揮したエド・トンプソンが移築作業以来初めて現地を訪れます。 水中は視界が悪く 感覚で作業を行うしかありませんでした。 神殿の再建に当たった技術者たちは問題は どのようにして突起を付けるかでした。