事故が起こったら こういう事をやらざるを得なくなってやる事になるというのを 原発原子力で発電するという事と一緒に考えていたのかなというとこういう事 僕ら 全然考えていなかったなという気がするね。 帰りたいと思うし帰れると思っているのに帰れないという現実だけが残って時間だけがず~っと過ぎていっちゃってねそれで避難をさせられている人自身が人間が日々繰り返すさまざまな事故。 元政府原発事故調査委員長畑村洋太郎さん。 去年8月畑村さんは長野県木祖村にいました。
まず廃棄物は 市町村ごとに設置される 仮置き場に保管。 その後 福島県内に造られる予定の中間貯蔵施設へ移送します。 いわゆる「仮仮置き場」を村の地区ごとに設置する事を要請しました。 特に 憂慮していたのは震災関連死の数が 福島県だけ突出して増え続けている事実です。 この日 畑村さんらは飯舘村南部 比曽地区にある農家を訪ねました。 比曽地区では 仮仮置き場をどこに設置するのか結論が出ていませんでした。 当時 政府事故調の委員長を務めていた畑村さんが初めて この地区を訪ねたのです。
汚染土など廃棄物は放射性物質を集めた事でセシウムは土壌の粘土と固く結び付くと簡単には分離しない事が研究から分かっていました。 あなた方は 国の機関で情報や知識を作るところまでは自分らの仕事だと思って畑村さんを中心とした 除染実験のプロジェクトが動きだしました。
地下水を観察するため急きょ取り付けた採水管。 前回の実験では汚染土の底にたまった地下水を採取していました。 冬の間この仕組みで採取した地下水を継続的に観察する事にしました。 去年 畑村さんは原子力規制委員会に招かれ要するに今 規制庁や規制委員会で考えられたり やられたりした事でも 完全ではなくて考え落としがあるんだという事を自分たちはきちんと意識していますと。 汚染土の下の土の層からとった地下水からは放射能は検出されていませんでした。
やっぱり お金しかないというふうに考える事だって菅野義人さんは 2か月に一度飯舘村の有志と共に 復興を考える勉強会に参加しています。 ですからですね この方法を実際に実行するためにはやっぱり国であれ 電力事業者であれ十分に この責任を果たして頂いたその上でね私たちが もう少し線量を下げるための方法だという事で検討するあるいは実現できるような方策ではないのかなって考えております。