日曜美術館「華麗なる天平の至宝~第66回正倉院展〜」

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この番組のまとめ

♪~正倉院の宝物群はものをつくる人にとっても本当に ためになる宝物が多いので楽しみにされてる方たちはたくさん いらっしゃると思うんですけど 伊東さん。 私はね これをやり出して20年ぐらい たつんですけどもう何回 タイムマシンに乗ってね工房の離れた所の高い木に登ってるんですよ。 「鳥獣花背方鏡」の文様はこのままでは 鋳造できません。 我々の鋳造技術をもってしても千年前の鏡を復元できないんですから。 「鳥獣花背方鏡」。

これが 上村さんの再現した「鳥毛立女屏風」です。 大仏開眼会に向けて 大々的な準備をしたんだと思います。 中でも 「鳥毛立女屏風」は世界でも類を見ない高い技術力と表現力を備えていました。 当時の日本の絵師たちがこのような絵を描く事のできた国際性というんでしょうか技術力を持っていたという点がまず一つ驚きですね。

実は 光明皇后が正倉院に納めた宝物のうち 半分がこうした武器や武具なのです。 藤安さんは 5年前の正倉院展で「手鉾」を見てその形に衝撃を受けたと言います。 しかし 正直言いまして正倉院の中の 数々の宝物の中に武器 武具というのが正倉院宝物の中に お経は実は この一点だけなんです。 当時 聖武天皇の仏教に対しての捉え方というか仏教への信仰心というのはどの程度の 情熱があったと…。 今年 特に 正倉院展の宝物また改めて ご覧になってどのような思いを今胸に抱かれていますか?そして自分たちのものにしていったのか。