地球ドラマチック「ゾウのサイティは1年生~野生に戻るための学校〜」

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この番組のまとめ

♪~アフリカゾウのサイティ。 生まれて間もなく密猟者に母親を殺され死にかけているところを保護されました。 3歳になった サイティは野生に戻るための「学校」に行く事になりました。 これがサイティ。 飼育員は昼も夜もわが子のようにサイティの世話をしました。 このままサイティを置いておけない事情があります。 ダフニ・シェルドリックはこの施設を運営するゾウの保護団体の設立者です。 牛乳のせいで消化器官が弱り非常に危険な状態です。 サイティは 小さい頃からふざける事が大好きなんです。

サイティとカイヌクそして タークウェルというゾウは一緒に育った幼なじみなんです。 ミルクにおびき寄せられてサイティもおとなしく従うようになりました。 ツァボ国立公園は地形の変化に富んだケニア最大の国立公園です。 公園の一角に 保護団体が運営するゾウの保護区域があります。 幼いメスのサイティにとってお手本とすべき存在です。 サイティたちが到着する日学校の囲いの近くに野生のゾウが現れました。 この日 サイティは好き勝手に歩き回り小さな女王のようにふるまっていました。

しかし ゾウの保護区域内でも密猟者が潜んでいる危険性があります。 パイロットはこれまでこの区域で何度も密猟者を目撃してきました。 定期的な空のパトロールは食料を探し回るゾウを守ると同時に密猟者に警告を発する効果があります。 一方サイティは相変わらずミルクと飼育員にべったりです。 タンダニはかつてのサイティのように施設の人気者になりました。 保護施設では 死んでしまったゾウの なきがらを食べ盛りのサイティは生い茂る草木をどんどん食べています。