地球ドラマチック「スーパーキャットを作れ!~ネコ科動物 驚異の能力〜」

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この番組のまとめ

ネコ科動物は 37種類。 どのネコ科動物にも得意な事と 苦手な事があります。 発案者の バガヴァン・アントルはアメリカ サウスカロライナ州の研究施設で野生のネコ科動物の保護と研究に携わっています。 ネコ科動物の獲物を捕まえる能力や木登りや ジャンプの技はどのような体の仕組みによるものなのでしょうか?どんな獲物でも 追いかけてしとめられる能力です。 ネコ科動物で最も俊足といえば…。 木登りの技術は チーター以外のネコ科動物に学ぶ必要がありそうです。

究極のジャンプを見せるのはアフリカの草原に住む カラカルです。 ジャンプでは カラカルこそがスーパーキャットですね。 スーパーキャットの足は カラカルをモデルにデザインする事になりました。 足が速く ジャンプ力に優れ巧みに木に登れたとしてもまだ スーパーキャットとは言えません。 泳ぎがうまい究極のネコ科動物はスナドリネコです。 スミロドンの犬歯はあらゆる肉食動物の中でもとりわけ印象的で目立ちます。 1万年前に絶滅したスミロドンに比べ今のネコ科動物の犬歯は頑丈です。

ヨーロッパオオヤマネコはネコ科動物の中でも暗闇での視力が最も 優れていると言われます。 オオヤマネコの目に光を当てると驚くほど きれいに反射します。 オオヤマネコの目は たくさんの光を集められる構造をしています。 オオヤマネコの目が輝いて見えるのは反射して戻る光が多いためです。 日中 オオヤマネコの瞳孔は点のように収縮し取り込む光の量を制限しています。 オオヤマネコは 70メートル以上 先にいるネズミを 見つける事ができます。

人間は せいぜい 20キロヘルツの周波数までしか聞こえませんがネコ科動物は 100キロヘルツまで音を聞き取る事ができます。 狩りに たけたネコ科動物は忍び足で 獲物のそばに近づき奇襲攻撃を仕掛けます。 ライオンやカラカルのように 毛色が一色である方が 有利でしょう。 スーパーキャットにふさわしい全身の柄は斑点でしょうか?しま模様でしょうか?もう一つ 特別な選択肢があります。 縄張りを守り 群れで暮らすライオンにとって鳴き声は 重要なコミュニケーションの手段です。

しかし 実は今自然界には存在しなかった巨大なネコ科動物が誕生しています。 ライオンとトラは およそ700万年前に進化の過程で分かれましたが体は巨大で 体重が およそ400キロ体長は 3メートル以上もあります。 スーパーキャットはサバンナでライオンと獲物を 取り合う関係になるのでしょうか?ジャングルは トラのように単独で行動するネコ科動物だけが生息し群れには適しません。 一番の問題は人口の爆発によって地球上で ネコ科動物が生息できる場所がどんどん減っている事です。