文芸作品としての読み方 プラス歴史の証言といいますかそういった読み方もできるんだなという事が分かるようになってきました。 永田さんは 梯さんとは?梯さんの今の代表作で「遺書」とか「ラブレター」とか「100年の手紙」とかそれと共に ご自身でも歌を作っていらっしゃって私の著書の紹介なんかもして頂いてるんですね。 梯さん ご登場頂くゲストには短歌についてのイメージを短い言葉にして頂いておりますが梯さんはどんな言葉になりましょうか?時空を超えるという事でしょうか後ほど 詳しくお聞かせ頂きます。
夫というものが亡くなると妻という自分の立場関係がなくなっちゃう。 自分は自分として生きてるんだけど妻という関係性立場がなくなるという事はどこか 自分の存在が危うくなるような感じがする。 今日ご紹介しました入選歌とその他の佳作の作品は こちら「NHK短歌」テキストにも掲載されます。 ♪~僕の生まれ故郷の瀬戸内海をイメージして作った歌なんですけど古代から 瀬戸内海は船で たくさんの人々が行き来したにもかかわらず海そのものは 非常に平らな静かな光をたたえているわけですね。
松村さんは 新聞社に勤めていた女性なんですけれども勤めながら 自分の心をいつも傷つきながらも傷つかないところに収めながら動いているようなそういう雰囲気 気持ちがよく出ている歌だと思いますね。 私の仕事に引き寄せて言いますと例えば つい近い過去の戦時中の兵士の気持ちなんかはちょっと 近い過去であるにもかかわらず遠い過去よりも むしろ分かりにくいんじゃないかと思う時があるんですね。