今日の兼題は 「青写真」ですがこの「青写真」設計図のような意味ではなくて日光写真。 いわゆる 一般的には 日光写真といわれているものなんですね。 今日のゲストは針穴写真家の遠藤志岐子さんにお越し頂きました。 その青写真と 日光写真と針穴写真ですねこれは 違うんですよね?どうなんでしょうか?針穴写真は本当に レンズのない普通の写真で。 日光写真はプリントするっていうイメージに近いかと思うんですね。 針穴写真なんですけれどもふだん 私が使っているカメラ空き缶なんですけれども。
路地を描いた青写真の句はほかにもあったんですけどもこの「陽光を取り合ふ」というのが非常に面白くてこれも深刻な奪い合いではなくてやはり光を追ってる感じというのがあると思うんですよね。 自分で 日光写真やる時もやってる最中にどんどん光が動いていくのでその場所その場所に向かって動かしていくっていう行為をよくするのでそういう意味では すごくそれを路地でやるというところが面白いなと思いました。
例えばさっきの海の写真とかでも撮ってる最中に本当に 周りに誰もいなくて一人で 長い時間立ってる間っていうのはそういう感じになる事がありますね。 では 特選三句をご紹介する前に「俳人のことば」をご覧下さい。 ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品はこちらの「NHK俳句」テキストに掲載されます。 それでは 続きましては櫂さんの年間のテーマ「日本の季語遺産」で今日は こちらの「青写真」。 ヒーローがいたり いきなりロケットや飛行機が出てきたり俳句にもあるんですよね。