そこへ トップハム・ハット卿がレールてんけんしゃのウィンストンに のってあらわれた。 きょうは きみの しごとにウィンストンもつれていくんだ。 きみが ウィンストンにやくにたつ きかんしゃのしごとを みせてあげるんだぞ。 トーマスとウィンストンはじっと きいていた。 ぼくらも いそごう ウィンストン。 でも ウィンストンは しごとのことを かんがえて いなかった。 ウィンストン？ ウィンストン！どこに いるの？ありがとう トーマス！トップハム・ハット卿を むかえにいそいで もどらないと。
こうして トーマスはウィンストンの うしろにピッタリ くっついてはしりはじめた。 ウィンストン！やくにたつ きかんしゃのことをおしえるように たのまれたのにこれじゃあ だいなしだよ！それに もうトップハム・ハット卿のたんじょうびに まにあわないや。 あれが そうだよ！わあ～！あれが ふるい きゃくしゃか！ソルティーの いうとおりだ！よく みつけたね ウィンストン。
そこへ ヘンリーが ゴードンのおかを くだって やってきた。 やあ ヘンリー！どうしたんだい？あ～あ！ この ゆきのせいだよ。 ゆきは たのしいよ ヘンリー。 チャーリーは はしりさるヘンリーを みていた。 ヘンリーにはみつからないはずだ。 ホ～ ホ〜 ホ〜！やあ ヘンリー！えっ？じょうだんを きいていかないかい？ヘンリーは とても おどろいてそのばに とまった。 ヘンリーは ぼくの じょうだんがきにいらなかったんだな。