指南役の先生ご紹介いたしましょう。 ですから 経済的に豊かだとは言えるんでしょうがさあ それではその「菜根譚」では幸せについて 一体どんなふうに語られているんでしょうか。 例えば 伊集院さん よくご存じの落語の中に「水屋の富」というですね。 水屋さんが まあ 苦労してですね毎日 商売するんですけどもある時 富くじ一番のね 1,000両に当たっちゃうんですよね。 すっごい高級なブランドの傘買っちゃって雨の日にとても差せなくなる感じという。 ところがですね「菜根譚」には こういう事が。
この「福境禍区」は福も入ってるわけだから福の方も ある意味意地悪な見方をすれば何か あなた 手に入れたからうれしいって事じゃないんだよそれはっていう。 分不相応な幸せというのはね何か危ないぞと疑ってみなきゃいけないという事。 え~? 全然 分不相応じゃないし。 今のVTR ちょっと深いなと思ったんだけどさ「分不相応な幸せには気をつけなさいよ」と言われてあの子がはっとするんじゃなくてあの子が 「でも 私かわいいし」って言うじゃん。
ただ 例えば宝くじなどで高額賞金が当たった方がまあ 聞いた話ですが時々 逆に不幸になっちゃうとそういう話を聞きますね。 まあ「菜根譚」は そのためにどのような事が必要かという事も説いてるんですね。 自分の実力があってでも こうしたい ああしたいという希望があるわけですね。 でも 自分がそこの場に立ってみるといや いろんな人との出会いがあったりなんかしていろんな充実のしかたが変わってきて年取るのも 悪くないかなとちょっと思ってきた入り口ぐらいに あるんですね。