地球ドラマチック「レンガを運び続けて~バングラデシュの子どもたちは今〜」

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この番組のまとめ

週に6日 レンガ工場で働いていて学校には通っていません。 大人なら一度に 10個から20個のレンガを運べますがタジンは 8個が精いっぱいです。 作業責任者のハミットは年に1回作業員を集めます。 契約金を前払いでもらうと作業員とその家族は工場の一角に住み込みます。 工場の子供たちが手に取るものは鉛筆ではなく レンガです。 乾いたレンガを起こしていく作業は幼い子供たちが担当しています。 この15歳の子供は一度に 12個のレンガを運びます。 タジンも まだ元気な午前中に少しでも たくさんレンガを運ぼうとします。

ヌリスラムはタジンに間違ったカードを渡しました。 週に6日朝の6時から夜の6時まで12時間タジンはレンガを運び続けます。 レンガを運んだ数を示すプラスチックのコインやカードをヌリスラムが数えますがしばしばトラブルが発生します。 この日も作業員が自分で数えた数とヌリスラムの数えた数が食い違い言い争いになりました。 レンガ1,000個を運ぶと実際は90タカですがタジンの家族は4人が働いていますがそれでも1週間の収入はおよそ3,000タカ。

鉄板をパイプに仕上げる仕事で溶接以外の作業は全てこなします。 仕事熱心な兄弟は職場の人気者です。 作業場の片づけはシャミングとシャキールの仕事です。 でも 逃げてこなかっただろ?シャミングとシャキールにとって弟のリダイは未来への唯一の希望です。 翌朝早くからシャミングが忙しくしています。 学校には友達や昔の先生がいるから作業着は着ていきたくないんです。 小学校と中学校で学ぶ内容を4年間で習得しなくてはなりません。