ETV特集「臨床宗教師~限られた命とともに〜」

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この番組のまとめ

悦堂さんは 臨床宗教師。 臨床宗教師は 一人の医師の思いから生まれました。 今から2年前 臨床宗教師の養成講座は ここで始まりました。 研修は それぞれの宗教の死生観を学ぶ一方病院実習で 余命宣告を受けた患者たちと対話を重ねます。 もう一つは 何をもって合格とするか みたいな話ですがそうする事が 多分 臨床宗教師の原点なんだろうと思いますね。 その分は臨床宗教師ならではの部分です。 悦堂さんが 臨床宗教師として活動を始めたのは2013年7月の事でした。

臨床宗教師を志したのはある医師との出会いがきっかけでした。 岡部医師は 呼吸器専門の外科医で長年 病院に勤務していました。 「私は 何々宗です」って言って患者さんのとこに行くんじゃなくて「臨床宗教家ですけれども伺っていいんでしょうか?」って言ったらかなりの人ね 「来てくれ」って言うんだろうと思うの。 臨床宗教師の未来を次の世代に託したい。

その時に 自分自身でどう考えたかっていうと俺は そういう状況になったら臓器の提供とかもう 拒むつもりはないので是非 やってもらっていいと思う。 ただ 俺がこういう状態でも生きててほしいっていう人が例えば 両親がまだ 悦堂は 体も温かいから生きてるんだから死なさないでほしいんだと言ってくれるんだったら俺は もう 意識も何もなくても植物状態でもいいから生かしててほしい。 その中には 死と向き合った自分自身の経験を生かしたいと参加した人もいました。 私の参加動機と申しますと個人的には…五辻さんは 岐阜県の僧侶。