サイエンスZERO「青色LEDだけじゃない!ノーベル賞特集」

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この番組のまとめ

おめでとうございます!でも その前に今回は 忘れちゃいけないほかの2つ…化学賞と医学・生理学賞を徹底解説します!化学賞は 光の限界を超えて小さなものが見える顕微鏡を開発した3人。 授賞理由は超解像光学顕微鏡の開発です。 光学顕微鏡というのは昔 授業で使ってたやつですよね。 でも 小さいものを見るんだったら以前 番組でも取り上げたSACLAとか電子顕微鏡で使えばいいんじゃないですかね。 まずはシュテファン・ヘルの ノーベル賞の授賞理由になった顕微鏡を見ていきましょう。

15年前 あのシュテファン・ヘル博士と同じ研究室で研究した事もある大阪大学の藤田克昌さんです。 あのSTEDで どれぐらい小さなものまで見れるんですか?理論的には 限界がありません。 一般的なGFPでは一度 光ってからしばらくするとだんだん 光が弱まりついには消えます。 しかしある特定の波長の光を当てるとスタンバイ状態になります。 スタンバイ状態になっていたGFPだけがまばらに光ります。 そのPALMという方法でとった画像を見て頂きましょう。 大腸菌の細胞内小器官リソソームの画像です。

自費で研究を始めてしかも 場所はその友人のリビングルームで…。 PALMの方は実は すごく普通の顕微鏡でできちゃうんです。 そこで PALMの弱点を克服して長時間 生きたままの状態で200ナノメートルより小さい構造を見る手法の開発が進んでいます。 東京大学の浦野泰照さんはPALMの弱点を克服した新しい方法の開発に取り組んでいます。 今回も 顕微鏡の開発なのにノーベル化学賞ですよね。

別の場所に行きますと今度はですね 別の場所細胞が活動するという訳なんです。 場所細胞の発見から30年以上たった 2005年に格子細胞は あちこちで同じ細胞が活動するんです。 ロンドンのタクシーの運転手さんたちはそこに まさしく 場所細胞が多く存在するといわれているんですね。 ここまで 場所細胞と格子細胞について見てきました。 グラフの赤くなっているところが調べた場所細胞が活発に活動したところです。 ところが ルートではラットが真ん中の道を通り過ぎた辺りでこの場所細胞が活発に活動しています。