ハートネットTV シリーズ 変わる障害者支援 第1回「私のことは私が決める」

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この番組のまとめ

しかし 2年前周囲に支えられながら…障害者権利条約が採択されて8年。 精神障害のある この男性自分のお金の使いみちを自分自身で決められない事にもどかしさを感じています。 日本は 今年1月障害者権利条約を批准しました。 身の回りの世話をしてくれた母親がこの制度では精神障害や認知症のため判断能力が不十分な人に対し後見人などが介護サービスの契約や財産管理などを本人に代わって行います。 一方で 自分のお金の使いみちは自分で決めていきたいお金の使い方を指導してきた野口さんたちも迷っています。

支援する立場の人の中にはそういう迷いというのはあったりするんでしょうか?支援する人も 多くのケースではご本人の思いっていうのをくみ取りたいと思っている方の方が多いんですけれどもそれを くみ取ってるつもりなんだけども やっぱりどっかで無意識のうちに自分が理想とするような生活環境生活スタイルというものがあってそういうふうになってほしいと誘導しちゃう訳ですね。 私たちは これをエンパワメント支援障害者自身が力強くなっていくそういった支援の方向にやっぱり 切り替えていくべき時期にあるんではないかと思います。

イギリスの例を見てきましたけどもでは 日本でこのような仕組みを社会で作るとしたらどんな事が必要かなと考えてしまうんですが尾上さんどういうふうに考えます?これまで どうしても第三者による代理決定みたいな事を中心にした仕組みで来たところがあると思うんですけれども先ほどのイギリスの仕組みのように自分で自分のことを決めるそのために必要なサポートを作っていくこれが やっぱり大事だと思うんです。