100分de名著 ハムレット<全4回>第1回▽“理性”と“熱情”のはざまで

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この番組のまとめ

17世紀イギリスの劇作家 ウィリアム・シェイクスピア。 気鋭のシェイクスピア学者として注目を集めています。 シェイクスピアザ・ヨーロッパな感じなんだけど日本の古典とも相性がいいというか。 最近ではマンガでも 「7人のシェイクスピア」というマンガが人気でこれは シェイクスピアの人生を描いてるわけですけどシェイクスピアは本当に謎の人生を送ったからそこが興味の対象になるわけなんですね。 田舎のウィリアム・シェイクスピア君が本当に 詩人として活躍したウィリアム・シェイクスピアと同一人物なのか。

この映画を見るともう いかにも憂鬱で優柔不断な男なんだな ハムレットはというふうに印象が決定づけられると思うんですが…というのは まずですねこうやって 優柔不断なハムレットというふうに イメージすると普通 ハムレットは何かすらりと かっこよくて細いというイメージがありませんか?ともすれば なよっとしてたっていいわけですよね。

それは 16世紀末から17世紀にかけてのイギリスルネッサンスの時代で科学技術が大いに発展して芸術も学問も盛んになって演劇も大いに発展したんですね。 「ハムレット」の幕開けの言葉。 ハムレットの前に 父の亡霊が現れる。 亡霊は ハムレットに 自分の死の真相を告げに来たのだ。 亡霊は そうハムレットに命じ消えていく。 「さらば さらば ハムレット父を忘れるな」。 しかし ハムレットの胸に不安がよぎる。 要するに 優柔不断なやつだと僕らは思い込んでたけど ハムレットそうじゃないですよね。