目的は極楽鳥の全ての種を撮影する事。 空を飛び 海を行き2人は ほとんどの極楽鳥をカメラに収め全ての種の撮影まであと少しです。 今回の目標は「オナガカンザシフウチョウ」です。 極楽鳥はジャングルの奥深くに生息しているため詳しい生態はまだ分かっていません。 「カンザシフウチョウ」のオスはメスを引きつけるためにとても凝ったダンスを披露します。 今回の目的はオナガカンザシフウチョウの「求愛ダンス」を観察し研究する事です。 カンザシフウチョウ属は驚くほど姿を変えます。
ティムが隠れ場所に入りオナガカンザシフウチョウが再び現れるのを待ちます。 ティムとエドはオナガフウチョウが逆さまになって求愛ダンスをするのを発見しました。 ティムとエドが次に探す極楽鳥は「ベニカザリフウチョウ」です。 極楽鳥はパプアニューギニアの国旗に描かれかぶとや帽子などの羽根飾りにも盛んに利用されてきました。 極楽鳥の生息数は羽を目的とした乱獲が原因で一時激減しました。 保護活動によって現在はだいぶ生息数が増えましたが実際に見つけるのは簡単ではありません。
今回は 遠隔操作ができるカメラを使う事にしました。 近くの木の上に カメラを2台設置して葉で覆います。 ベニカザリフウチョウの踊り場は地上30メートルの場所にあります。 ここに設置されているのが遠隔操作ができる「カメラ1号」。 カメラの設置に3時間かかりました。 できるだけ手早くカメラを設置してくるよ。 新たなターゲットは「チヂレゲカラスフウチョウ」です。 チヂレゲカラスフウチョウは極楽鳥の祖先に当たる鳥に似ていてほかの種のように華やかな姿をしていません。