地球ドラマチック「オーロラの神秘~人々を魅了する輝き〜」

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この番組のまとめ

グリーンランドの東海岸にある村ティニテキラです。 イヌイットの神話にも太鼓が登場します。 ティニテキラの人口は およそ130人。 北部の町トロムソはオーロラ研究の中心地の一つです。 トロムソ博物館には 小さなオーロラを人工的に発生させる装置があります。 太陽風が地球の磁場にぶつかると太陽に向いた部分の磁場は圧縮され逆に反対側の磁場は引き伸ばされます。 太陽風の一部は 北極と南極そして 引き伸ばされた磁場の隙間を通って地球の大気圏に侵入してきます。

オーロラは 太陽風によって起きるため観測結果は 全て記録 保管されます。 観測所の記録保管庫には80年にわたる記録が保管され太陽表面の温度はおよそ 6,000度ですが黒点は5,000度です。 このような激しい活動が太陽風を起こしベルギー王立天文台に勤めるイーヴァ・ロブレヒトは宇宙天気の専門家です。 さまざまなデータを基に宇宙天気を予測し大きな影響を受ける衛星通信事業者や電力会社などに情報を提供しています。

精密な電子部品が太陽風の直撃を受けると最悪の場合 人工衛星は宇宙のゴミと化してしまいます。 宇宙天気予報は 事前に正しい警報を出せる事は もちろん誤った警報を出さない事も極めて重要です。 ですから 宇宙天気予報は速さだけでなく正確さも大切です。 欧州宇宙機関とNASAは宇宙天気警報システムを地球規模で作り上げようとしています。 アンウィンレーダー基地は宇宙天気などを観測する国際共同プロジェクトで重要な役割を担っています。