地球ドラマチック「増殖中!アリ 大地を支配!毒針の脅威」

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この番組のまとめ

根や葉に ヒアリが潜んでいる可能性がある農作物は出荷前に 検査と処理を行わなくてはなりません。 ヒアリが アメリカ経済にもたらす損失は毎年 日本円にして数千億円に上ります。 科学者たちはヒアリの侵入を防ぎ増殖を抑えるための研究をしています。 ヒアリは アメリカ南東部モービルの港から上陸しました。 北アメリカに侵入したヒアリは環境への高い適応力を発揮して増え続けました。 ヒアリの北アメリカへの侵入は大きな成功を収めたと言えます。

両方の土に 交尾を終えたばかりの女王アリを放ち働きアリは 常に土を掘り続けトンネル同士をつなぎヒアリは氷点下10度の寒さにも耐える事ができます。 農地や宅地 道路や公園などを作るため 森林が伐採されはるか遠い場所まで研究に赴く科学者もいますがウォルター・シンケルはフロリダ大学のキャンパス内でヒアリの研究をしています。 ヒアリとアブラムシが 共に増える事で農作物への被害が 拡大します。

興味深い事にヒアリは アメリカにやって来てもう70~80年たっているのにアマゾンで天敵だったゾンビバエを今も敵だと認識しています。 もちろんゾンビバエだけでアメリカにいるヒアリを全滅させる事は不可能です。 オーストラリアクイーンズランド州の政府はヒアリのコロニーには 女王アリが1匹の 単女王制コロニーと複数の女王からなる 多女王制コロニーの2種類があります。 多女王制コロニーでは一つの巣に 数十匹の女王が共存している事もあります。