日本の話芸 落語「愛宕山」

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この番組のまとめ

久々 東京落語会でございます。 屋形を動かすにも3人も4人もで一緒に動かしてこんなもんかと思ったら随分大きいの 描いてたんですね。 全部違う遊女が描いてあったそうですね。 船遊びという… 遊びはそりゃ豪華なんですけども今までで一番 船で遊んだ方誰だっつったらで そこには いろんな方のあれがあるんですけども。 そりゃ 紀伊国屋文左衛門はねあれだけの仕事をして「は~い。 『旦那様に ちょっと旅 ご一緒したい』なんというそんな事 言ってたからさ声かけてやんな。

山遊びと」。 「山遊び! あ~ いいですね。 あっ ありましたね 何ですか…早蕨の… 早蕨…『早蕨の 握りこぶしを振り上げて山の頬面 春風ぞ吹く』という早蕨というのは 蕨の出始めだ。 「だから 今な 番頭が酒 肴を用意してある。 朝飯前」。 その朝飯前という言葉はあまり いい言葉ではないぞ。 「あっ どうも 旦那さん。 全部 用意してまいりました」。 一八がな 逃げるから。 アハハ 旦那 あんなとこで花 摘んでますよ。 一八つぁん。 一八つぁん 駄目だよ。 一八つぁん。

番頭さ… あ痛たたた痛い! 痛い! 痛い!痛い この くそ… 本当に もう何をしてんだよ!」。 向島の2階の座敷でもって大座敷で やったでしょ?はばかり 行くっつうんで私はね 階段の所の手すりのとこでずっと またがってす~っと下りて…」。 それでもって 傷つけて…本当に もう 痛い。 ええ? 本当に もう。 「ハハッ どうも! は~っ 旦那!随分 てっぺんまであるんですね」。 あれっ? あれっこっちは愛宕山で あっちはお隣さんじゃないんですか?」。

小判 小判… どうなさる?」。 土器投げの名人という人がな軽~い塩せんべいをあそこに通すという。 小判を あそこに投げてか~って… 通ると思う」。 あなたねえ それは無駄ですよ」。 うん?無駄だ?お前に言われたくはない。 本来だったら お前と一緒にこんなとこにいる事がその方が無駄なんだい。 人はな 無駄がしたいがために一生懸命 働くんだ。 いや 大丈夫ですよ。 ええ 大丈夫。 大丈夫だ うん。 「いや だからちょっと ウワッて やって…。 そうすると ウワッ なんつって。