今日のゲストは 評論家の矢野誠一さんにお越し頂きました。 矢野さんは 演劇 演芸評論の第一人者でいらっしゃいますけれども東京やなぎ句会のメンバーとしても知られていらっしゃいますね。 小沢昭一さんだとか永 六輔さんだとかがとっても忙しい時期だったんです句会 始めた頃。 「徳三郎」 これは俳号でらっしゃるんですね?これはねやなぎ句会 作った時にみんな俳句の「は」の字も知らないのに俳号だけはみんな 作ろうっていう事で。
ベランダですからねやっぱり 下萌っていうのはやっぱり 一戸建てのおうちの住んでる よさだろうなと。 下萌で 草の芽が出てくるんですけれども片足立ちをして20秒っていうのはなかなかの時間だと思うんですけれども訓練されているところをよく出して春の喜びというものを体で表現されてます。 「学童」っていう言葉だとかそれから 「肥桶」やっぱり 戦争直後か…。 ご自身は 疎開などでこういうふうな ご経験は?疎開は 僕しないで済んだんですけど同世代 全部 してますしね。
「草青む」というのが「下萌」の派生季語でありましてこれは 残したい。 無季の句というのは季語の入っていない句という事になりますね。 俳句において 季語というのはとても大事なので初心者には お勧めできません。 ただ 無季の句を 一生懸命作っている皆さんもいらっしゃいましてこういう句がございます。 無季と有季というのは対立するんではなくてお互いにそのすばらしさを際立たせる2つの句の世界であるというふうに考えています。