きょうの料理 土井善晴のホッとする四季ごはん「おいなりさん」

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この番組のまとめ

四季折々の恵みを盛り込んだ家庭料理。 食卓に 笑顔と話題を運んできてくれますふっくら炊いた油揚げの「おいなりさん」です2月に 「おいなりさん」ですか。 2月最初のね 午の日というのがね稲荷神社のお祭りなんですよ。 その時に 関西やったら大阪の人らは伏見神社へね お参りに行って商売繁盛を祈念するんですけどね。 その時にね 稲荷神社の神様のお使いの おキツネ様にちなんで油揚げをお供えするんですよ。 そういう習慣があるからね何となく 2月といいますと「おいなりさん」とか 「油揚げの炊いたん」を思い出すんですね。

今日は おうどんをしたという事になったらあの「油揚げの炊いたん」をおうどんの上に のせたんが「きつねうどん」ですやん。 でもね この時に 無理に全部絞ろうと思わないであともう一回絞るチャンスがあります。 今日の場合は この煮汁を手水にしようという事ですから残しておいて下さい。 この時のおすしご飯といいますのはいつもよりも 水加減を控えると。 ですから 普通は洗い米と等量だけども今日は水加減1割引きにして かために。 水加減を少なくして炊き上げたものがここにあります。

ぬれ布巾です。 固く絞ったさらしの布巾という事ですね。 ごまと一緒にね クミンっていうねクミンシードっていうちょっと香辛料 入れてみたんですよ。 「おいなりさん」の煮汁が手水でそして 今回も出ましたさらしの布巾。 これで 大体2カップ分のご飯で24個 出来るんですよ。 さあ 「おいなりさん」がね出来上がりました。 油揚げの煮汁は 絞り具合絞り過ぎず 残し過ぎず。

続いては「油揚げの納豆焼き」ですね。 もちろんね 昔は このまま油揚げ 一枚焼いてねそれで しょうがじょうゆで食べるいうのがありました。 油揚げというのはね油揚げをおいしく食べるわけですから納豆が おいしいというのはそのまま食べたらいいわけで。 だから この中に入れるんだったらちょっと 油揚げにない納豆のうまみを加えるというぐらいの感じでね隙間だらけにしておくという事が大事なんですよ。 さあ 「油揚げの納豆焼き」が出来上がりました。