NHK俳句 題「下萌」

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この番組のまとめ

矢野さんは 演劇 演芸評論の第一人者でいらっしゃいますけれども東京やなぎ句会のメンバーとしても知られていらっしゃいますね。 私 初学の頃から句会というのは非常に厳しい修業の場だというふうに僕と 江國 滋とそれから 桂 米朝さんと「徳三郎」 これは俳号でらっしゃるんですね?これはねやなぎ句会 作った時にみんな俳句の「は」の字も知らないのに俳号だけはみんな 作ろうっていう事で。

「草萌」というのは「下萌」の派生季語になります。 ベランダですからねやっぱり 下萌っていうのはやっぱり 一戸建てのおうちの住んでる よさだろうなと。 恐らく 中国大陸の下萌まで想像されてるんじゃないでしょうか。 下萌で 草の芽が出てくるんですけれどもせっかく出てきた芽の所に砲丸投げの玉が落ちてきちゃって。 「学童」っていう言葉だとかそれから 「肥桶」同世代 全部 してますしね。 やっぱり 学童疎開って言葉も懐かしいっていうか懐かしく…。

ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品はこちらの「NHK俳句」テキストに掲載されます。 俳句で使う色彩は1つに限るという事をこの「雲が白い」「草青む」というふうにこれは 白と青という2つの色彩が出ています。 「草青む」というのが「下萌」の派生季語でありましてこれは 残したい。 無季の句というのは季語の入っていない句という事になりますね。 俳句において 季語というのはとても大事なので「潦」というのは水たまりの事です。