デザインの梅干 第1回「目印のデザイン」

戻る
【スポンサーリンク】
23:15:11▶

この番組のまとめ

青かった梅が熟して 更に梅干へと変わっていくように佐藤さんのデザイン哲学を通してあなたのデザインで考える力デザインマインドを養います早速ですが お二人に質問ずばり 高いものに施されてるもの。 つまり 皆さん全員がデザインと関わりながら生活をしているという訳ですデザインマインドを育む事につながる。

実は 世界中にあるのを知っていますか?こちらは バルセロナのバーバーサイン。 3色のストライプは理容室の目印として世界中で知られています壁につってあるのかっこいいですね 何か。 血液の静脈を表したともフランス国旗に由来するともいわれていますこんなに人が世界中にいる中で何気ない行動。 バーバーサイン・プロジェクトを行っています。

これから デザインというものをもっとね 知っていくにはデザインマインドのエクササイズできてきましたか?次のステップは…テーマは…身近な場所にどんな目印が潜んでいるのかデザインの視点で見ていきましょう目印っていうのはね 生活の中でどんなものなのかっていうのをさあ これは?私ですね。 デザインっていう意味では以前の東京オリンピックっていうのは実は 画期的なオリンピックだったんですね。

どちらも置かれる環境まで考え抜かれた梅干なデザインでしたコンビニなどで販売されている大量生産品 ビニール傘。 続いては 自分の手袋を傘の柄に 片方だけ かぶせた目印のデザインですいいなと思ったのはこれ 嫌ですよ。 ちょっと持っていきたくもないしちゃんと自分も表してるみたいな印ってないかなってそれでは 最後のエクササイズ動物の生態とバイオミメティクスの研究をされている動物行動学者です。 バイオミメティクスとは生物の生態を研究しその機能や構造を応用した技術開発です。

そういうものを生物学者として調べてそれを 工業利用しようというのがバイオミメティックスという分野なんです。 針山教授に お話し頂くのは研究中の昆虫たちの目印について。 どんな産業技術に生かす事ができるのか考えながらお話を聞いてみて下さいこれ ベニツチカメムシというカメムシです。 昆虫が子育てするなんて知ってました?え!?大抵 産みっ放しで勝手に大人になってというふうに思いますけどこのカメムシは 子育てをするんです。 ベニツチカメムシが森の中を歩くために目印にしていたのは葉と葉の間にある隙間です。

さっきは白と黒の端っこでしたけどもコントラストの強い所を目印にするんです。 コントラストを目印に 森を歩く技術。 そうすると 自分がやってる事は見つけられるんだけど自分たちは 世界を 全部 知ってるだろうって思っちゃう訳ですね。 だけど 実は自分勝手な自分が持ってる情報処理だけで世界を見てるんだ。 その上 人間の場合 種としての環世界だけじゃなくて育った環境 あるいは文化の影響っていう事で自分なりの世界をまた 作っちゃう訳ですね。