Eテレセレクション・アーカイブス「ETV特集 キューバ革命50年の現実」

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この番組のまとめ

27歳の弁護士 フィデル・カストロ率いるおよそ120人の青年が独裁を続けていた バティスタ政権を倒すため 武装蜂起します。 しかし アメリカの強い影響を受けたバティスタ政権の下で資本家と 労働者の経済格差が拡大し国民の多くが貧困に あえいでいました。 この報道陣の中に 一人のアメリカ人ジャーナリストがいました。

キューバとアメリカの対立を決定的にしたのが歴代アメリカ政権は そのカストロ政権の封じ込めを図ってきました。 カストロ政権下の市民生活を描いたこの番組はアメリカで 賛否両論さまざまな反響を呼びました。 でも 実際に話してみるとカストロは とても気さくでカストロ議長を取材する事で何を伝えようとしたのでしょうか?カストロが成し遂げた事は世界の歴史の中でどんな人物なのか アメリカの人たちに伝えたかったのです。

1980年5月 アルパートさんのリポートが全米で放送されるとアメリカへの大量難民事件のさなかアルパートさんは 6年前に取材したボレゴファミリーを再び訪ねました。 しかし 新しい経済や社会制度を打ち立てるという名の下に政府が国民の財産を取り上げた結果多くの人々が アメリカに亡命するようになったのです。 まず捜したのは 1974年にハバナの旧市街で偶然出会った1974年 キューバに行った時自由に街を歩く事はほとんど できませんでしたがハバナ郊外の労働者用の集合住宅に住んでいる事が分かりました。

この経済危機で取材を続けてきたボレゴファミリーの暮らしはどうなっているのか。 ソビエトの崩壊で経済危機に陥ったキューバがここは ハバナから車で3時間ほどのキューバを代表するリゾート地バラデロです。 一方 カストロ政権の崩壊を望むアメリカは1996年3月ヘルムズ・バートン法を成立させキューバへの経済制裁を更に強化します。 アメリカからの経済制裁が強化される中外国から資本を導入し経済の建て直しを図ってきたキューバ。