白熱教室海外版 リーダーシップ白熱教室 第2回▽リーダーシップは素質ではない

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この番組のまとめ

ハーバードにはロースクール ビジネススクールなどその大学院の一つ ケネディスクールは「Public Policy」公共政策を課題の中心として世界のリーダーたりうる人材を送り出してきました。 そのケネディスクールで 30年にわたり「真のリーダーシップとは何か」という問いに迫り続けてきたのがロナルド・ハイフェッツ教授です。

学校で優位じゃなかった子供だった人は?優位な子供だった人は?子供の頃 社会的に優位だった子供がハーバードに進学するのは偶然じゃない。 社会的に優位じゃなかった子供でハーバードに進学した人は仲間から一目置かれるといった範疇でだ。 ほとんどの場合 社会的に優位に立っている事はなかった。 ほとんどの子供はタイプが不明だったので優位になるのかあるいは ならないのかその後の事は 予測できなかった。 一番 年上だったのが一番 年下になると社会的に優位じゃなくなる。

軍は 秩序の回復と社会的な均衡を取り戻すのに中心的な役割を果たす組織なんだ。 今日も これからのワークショップでも混乱と不均衡に耐えうる力がないとみんなを リードできないぞ。 だが 君が パニックに陥って秩序を保ち平穏を もたらそうとしても権威に従うという従属的な態度と雰囲気はデイブの一人舞台を作り出した。 今の事ではなくて 野心がどう リーダーシップと関わるのか野心のバランスについて 興味があれば議論したいと思います。

20世紀初頭の 偉大な社会学者マックス・ウエーバーが「カリスマ」という表現を導入した時カリスマ性は権威を得る資質の一つだ。 その カリスマ的支配力で人々を導くかは別問題だ。 私が見た限りカリスマ性を備えた人は正しくリーダーシップを発揮していない。 反逆行為は リーダーシップを発揮した行為なのだろうか。 反逆側は何を問題として捉えたのか。 権力を分析する単位としてリーダーシップを考え今回 リーダーシップの分析に使う単位は「仕事」だ。

しかし それで社会問題の解決に進展を もたらせられるのか。 だが 問われるのは その人物が重要な問題においてこれまでの非公式な権威に加えて公式な権威を得る事になる。 正義についてや 不平等 貧富の差公衆衛生や健康 環境の問題そこが決め手となる。 なぜなら 第1次世界大戦で大きな過ちを犯しなぜなら 戦時には 卓越したリーダーシップを発揮したものの戦後は 大英帝国を維持しようとして失敗した。

先ほど チャーチルはリーダーシップの発揮に失敗したと おっしゃいましたがリーダーシップの発揮を成果と結び付けて考える必要があるんですか?それは 最終的な指標あるいは 結論を出す前に短期的 中期的な進展状況の指標を出す事だ。 問題解決に向けて指示を出すという観点から指導力を発揮するという観点から望ましい結果を出す可能性を高めるための指標は何かという事を理解してもらいたい。 集団的な困難に対して集団を動かして対処する事をリーダーシップだと捉えれば君たちも リーダーシップを存分に発揮する事ができる。