今日のゲストは演出家の植田紳爾さんにお越し頂きました。 植田さんは宝塚歌劇団の演出家として「ベルサイユのばら」「風と共に去りぬ」などの作品を手がけてらっしゃいますけども宇多さんは宝塚を ほとんど見てらっしゃる。 というのは舞台で セリフを書きますからそれは 日本語で 言葉である事は違いないんですけどもセリフと会話とは違うんです。 ですから最も短い言葉で それで 端的にその時の環境とか人物の心理とかをそうすると 最も短い言葉で何が 一番いいのか。
その海の 非常に広い場所の中で「桜餅」を主役にしたというそういう手柄があると思いました。 これ北海道と沖縄何か比べてこうっていう事はあんまりないけれども江戸と上方は ことごとくこういうふうになるんですね。 これを論じておるというそれを句になすったのを非常に簡潔に 「江戸はこう」「こう」の中に 全部入ってる訳ね。
ご紹介しました入選句とそのほかの佳作の作品はこちら 「NHK俳句」テキストに掲載されます。 「桜年一回の 香りかな」というとこの香りに 一年にいっぺん巡り合ったっていうそこが 非常に よく出てくる。 では ここで今年度1年間の入選句の中で宇多さんが 年間大賞に選ばれた句ご紹介下さい。 それと 初鰹というおいしいお味とか非常に 桜という 日本人が ぐっと来る名前が付いてるだけでで あの香りでしょ。