このカヌレが生まれたのはワインで名高い フランス…カヌレは その昔 ボルドーの修道女たちが考えついたお菓子だったそうで。 ご存じでした?今回は かつて 修道女たちがどのようにカヌレを誕生させたのかを探りながらボルドーの人々が カヌレに込めた愛情をひもときます。 あ~!あれって これか!今宵 ひもとくのはボルドー・修道女たちのカヌレ。 ボルドー名物のお菓子 カヌレ。 へえ~ ボルドーってさワインしか知らなかったけどカヌレも ボルドーが故郷のお菓子だったんだね。
ここが カヌレの元になったお菓子が作られたとされる…現在は ボルドーのあるアキテーヌ地方の文化局本部となっています。 この修道院では20名ほどの修道女が彼女たちは酒造りや薬草などの知識を持ちまた 食べ物を民衆に分け与えていました。 カヌレの原型は 一説には棒状のものだったとも伝えられますが滋養豊かな このお菓子を人々は ありがたく受け取った事でしょう。 知らなかった?修道女たちが 貧しい人たちにカヌレを分け与えていたなんて彼女たちも お菓子の力をよ~く分かっていたのね。 ハシバミ色になるまで煮詰めて。
修道院で作られていたカヌレですが19世紀ごろになると腕利きの菓子職人たちがそのユニークさに魅せられ次々と進化させ現在のような姿になりました。 1967年河田さんは 菓子職人を目指しパリへと渡りました。 菓子職人への情熱もなくし修業も 一旦やめてしまいます。 その独特の存在感にお菓子作りへの意欲をかきたてられたのです。 河田さんは 再び菓子職人として働く決意をし 修業を再開。 あの独特の食感を生み出すために強力粉と薄力粉の微妙なバランスを何十回も試しました。