デザインの梅干 第4回「価値のデザイン」

戻る
【スポンサーリンク】
23:16:33▶

この番組のまとめ

デザインっていうのは 不特定多数に普遍的に 心地よくとか3つのステップを通してデザインで考える力を活性化していきましょう。 佐藤さんの生徒として一緒に デザインマインドのエクササイズをしてもらいます。 100円って デザインとして見る事ってふだん ありますか?現在 使われている硬貨は全部で6種類。 100円は その中で2番目に価値の高い硬貨ですこのね 硬貨のデザインというものがねそれぞれの価値が感じられるように出来てないとおかしくないですか?あ~ そうですね。

何でしょうね?1円以外の硬貨に共通して使われている金属の素材。 だから 素材一つこういう違う素材を見ると当たり前に 目の前にある金属の硬貨っていうものがある意味では よく出来てるというのが分かりますよね。

ちょっと ここで 自分にとっての価値っていうものを考えてみたいと思うんですね。 今 持ってきてるものの中で自分にとって一番価値があるもの。 自分の描いたものに価値があるっていうかえっ それ 価値ないでしょう!うそ! うそでしょう!?ひどい事 言うよね。 電柱などに ついています電気を通さないようにするためにガラスや陶器で出来ていたんです自分で価値を見いだす事がすごく うれしくて。

ほかにも 1本の線から個性的な見立てが生まれました自分が作ったものじゃないものを何かに見立てるっていうのはね日常生活だってね 自分でいろいろ工夫する事もできるし生活が やっぱ面白くなってくるなと思うんですね。 それを使った デザインがあります一つ一つは とてもシンプルな形をしてるんですけれども人のアイデアによって あらゆる造形に変化する事ができると一つでは 価値がはかれない。

そういう外国のものを当時 珍しいといって持ち込んでそれに対して千 利休という人が日本人のための 日本のお茶という新たな価値観を作る。 利休は 独自の美意識でそれまでの茶の湯の世界の価値観をガラリと変えてしまいました。 この籠も 利休ならではの美意識を表す一例ですそれを これは姿がいいといって持って帰って洗ってそこに 筒を入れて 水を張って花を生けて 床の間に飾ってお前 天下人をおちょくってんのかというふうに信長や秀吉に責められてもしょうがないですよね。