白熱教室海外版 リーダーシップ白熱教室 第5回「難題と向き合おうじゃないか」

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この番組のまとめ

ケネディスクールは ハーバードにある専門的なカリキュラムを持つ11の大学院プロフェッショナルスクールの一つです。 私には インド中央部の 先住民族のコミュニティーで働く事にしたやがて 彼らのための権利を守る活動家となり政治的な声の代弁者となり経済的にも 重要な役割を果たす事になった。 君が また政府機関に戻ったらリーダーシップの実践について政府機関で働いてきた君ならよく分かっていると思うが組織の変革を促すには 戦略を練り充分な時間をかける事が大事だ。

現代の グローバル化する世界ではどんな 先住民族のコミュニティーにも変革すべき点がある。 どういう意味かな?黒人のコミュニティーからも白人のコミュニティーからも信頼を得られなかった?今 思えば そうだと思います。 特に 黒人のコミュニティーからですね。 白人のコミュニティーより黒人のコミュニティーからの信頼を得る方が難しかった?はい。 黒人のコミュニティーでフルタイムで働いていても?そうです。

そうすれば たとえインド系の医師であってもアメリカの黒人のコミュニティーにもっと受け入れられてその人たちの中に 入っていく事ができたかもしれません。 という事は…患者の家族を訪ねたりそのコミュニティーにおいて 最も重要な社会基盤は 何だったのかな?じゃあ 君は行った事がないの?ありません。 黒人のコミュニティーでは教会は 主要な社会基盤の一つだ。 そのコミュニティーの力学をよく知っている人君が変革したいと思う状況にどう 対応していけばいいか君の前には 「暴力」という複雑に絡み合った問題が横たわっている。

自分自身に正直に 問いただしてみてほしい。 それは リーダーシップを発揮する機会はあったのに…「リーダーシップを発揮する事は君の仕事じゃない」という周囲に逆らって行動を起こしていたら?校長には リーダーシップがないな」とか。 私も 自分自身との葛藤に直面しています。 両親は 善良な人たちで責任持って 私を育ててくれ私が学んだ そういう価値観は愛情と入り混じっている。 子供は 愛情も価値観も 一緒にまぜこぜになったまま受け取る。

君は 自分のおじいちゃんが教えてくれた事を間違いだと思えるかい?おじいちゃんが孫に 女性にいくら権利があるからといって「大好きな おじいちゃんの教えに背け」と言っている事になるんだ。 変革が大変なのは自分にとって 大事な人たちとの軋轢を生むからだ。 リーダーシップを発揮するには変革を促す戦略が必要だ。 たとえ 暴力に彩られた機能不全の犯罪的なものであってもそこには ある種の忠誠心があり伝統がある。 どれほどの エネルギーが経済発展や 教育 社会システムに向かわずに無駄になっている事だろうか。

彼らが そういう価値観を持つのは合法的ではあるけれど私は 彼らにその価値観を捨てて銃規制を受け入れてほしいと思っています。 今は どちらの側もどんどん態度を硬化させていてどちらも 相手の側が自分たちの側の価値観を受け入れるべきだと考えてるように感じます。 相手の価値観や それまで生きてきた人生についてよく知ったうえで 初めてどうやって 説得したらいいかが見えてくる。 つまり 未来に持っていっていいもの 残してもいい価値観と捨ててほしいものや 価値観とを明確に区別して相手を説得すればいいんだ。