ETV特集「将棋名人 羽生善治/伝説のチェスチャンピオン ガルリ・カスパロフ」

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この番組のまとめ

絶頂期のさなか突然 引退を宣言したカスパロフさんに尋ねたのは実は18年前 人工知能に世界チャンピオンとして初めて敗北した カスパロフさん。 先手のカスパロフさんは開始早々羽生さんの意表をつきました。 羽生さんが チェスの定跡に通じていると見て セオリーを外し第1局はカスパロフさんの完勝となりました。 中盤 羽生名人はカスパロフさんの守りの要斜めに動くビショップにねらいをつけました。 羽生さんは カスパロフさんとの対談を心待ちにしていました。

21歳で 当時のチャンピオンアナトリー・カルポフに挑戦したチャンピオンマッチです。 カスパロフさんは この死闘を制し史上最年少の22歳でチャンピオンになったのです。 その2年後 最大のライバル谷川浩司王将を下し将棋界初の7大タイトル独占を達成しました。

ですから チャンピオンの強さとはオレンジと バナナと リンゴのように違うものの中から 今 何を一番重視すべきか見抜く能力なのです。 しかし 最近は コンピューターの飛躍的な進歩によって将棋の世界は非常に伝統的な世界なのであるいは形としては良くないようなその作戦みたいなものが ここ15年20年ぐらい たくさん出てきてそれが最新の流行形になったりして大きな 技術的な革新が起こったという事があります。 そして 小学校2年生の時に地元の将棋クラブに入り独学で腕を磨きました。

呼び方は 師匠でも コーチでもかまいませんが子供たちに任せきりにするのではなくまず チェスや将棋の面白さを体験させるそういう人がいる事が大事なんです。 国際的なチェス大会で見事優勝を飾った その日引退後 カスパロフさんが進んだのはなんと ロシアの政治の世界。 それはやはり何ていうかそういう 引退をされたという決断をされたんで何ていうか リラックスできるというかちょっと解放されたというか確かにチェスをしていたころのようなプレッシャーは ないですね。

19世紀にはシュタイニッツやラスカーなど年配のチャンピオンがいました。 カルポフは24歳 私は22歳現チャンピオンのマグヌスも22歳で タイトルを取りました。 試合前の戦術分析は 以前よりも大変になっていますし私と戦っていたかつてのトッププレーヤーたち。 人間が心身ともに 最高の日にコンピューターに勝てるかどうか行き先を入力すれば 目的地に運んでくれる自動運転車や検査結果を入力するだけで診断を補助してくれる医療システム。