「100分de名著」 司会の…さあ 伊集院さん「アンネの日記」いかがですか?ほぼ お初だったですけど。 さあ 第2回まで読み解いてきました「アンネの日記」ですけれども実は 「アンネの日記」には3つのバージョンがあるという事なのですがこちらを ご覧頂きましょう。 歴史的資料として 広く集めたいという呼びかけがありましてそれを聞いたアンネが自分の日記も 是非ね世の中の人に見てもらいたいと思って 清書するんですね。
口下手ながら ペーターも心の内にさまざまな思いを抱えているのだと気がつきやがて2人は 毎日のように屋根裏部屋で語り合うようになります。 時には 屋根裏の窓から僅かに見える自然に会話を忘れ2人して 心を動かされる事も…。 この環境は何もかも足りないんだけどその心の持ちようとか心の美しさで必要最低限のものは全部あるという。 ちょっと ウインクされただけですごい胸がドキドキしたりとか。 また ペーターも直接好きと言わないでどういう形でアンネの心をつかんでいくかというと例えば…。
きっと モッフィーの背中をなでている時とは違うアンネの髪をなでてる時の彼の喜びっていうのがねどれほどのものだったかという事を「自分が なにを求めているかも知っていますし目標も 自分なりの意見も 信仰も愛も持っています」。 キーッとなってた あのアンネからだんだん 「お母さんがいかに自分を子供扱いしようとそれは お母さんの問題である」と。 臨床心理士の河合隼雄先生が思春期の成長について こういう文章を残しておられるんですね。