100分de名著 アンネの日記 第3回「性の芽生えと初恋」

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この番組のまとめ

さあ 第2回まで読み解いてきました「アンネの日記」ですけれども実は 「アンネの日記」には3つのバージョンがあるという事なのですがこちらを ご覧頂きましょう。 1944年の春に オランダ政府がラジオで もし戦争が終わったらその戦時中の手紙や日記など手記などを歴史的資料として 広く集めたいという呼びかけがありましてそれを聞いたアンネが自分の日記も 是非ね世の中の人に見てもらいたいと思って 清書するんですね。

隠れ家で同居する ペーターはアンネより 3歳年上の男の子。 そういう大人の自分に早く会いたいっていうね…と完全否定されているところから。 また ペーターも直接好きと言わないでどういう形でアンネの心をつかんでいくかというと例えば…。 アンネの最もいい点 長所をねこんなふうに持ってきて好きだっていう気持ちを伝え合っていると。 ある日 アンネは いつになく感情的になります。 感情に のみ込まれる経験はアンネに恐れを抱かせます。

これは女性からすると「受験だから ちょっと距離を置きましょう」というのは女性からいうと 本当に ちょっと距離を置こうよという事だけど男は絶望的に捉えるんだよね。 隠れ家生活の中でね アンネはまだお姉さんがいたので女の子同士の話もできたと思うんですけれどペーターは 本当に一人なんですよね。 キーッとなってた あのアンネからだんだん 「お母さんがいかに自分を子供扱いしようとそれは お母さんの問題である」と。 臨床心理士の河合隼雄先生が思春期の成長について こういう文章を残しておられるんですね。