神戸と福島の高校生の出会いからどんな未来が生まれるのかその可能性に期待しているのが柳澤秀夫解説委員です。 東北合宿をきっかけに 20年前に自分たちの学校を襲った阪神・淡路大震災について調べた高校生たちは2つの震災を通じて 自分の生き方を見つめ直していました。
それは まさに20年前高校生だった前川さんが聞いた言葉でした。 「大学受験どころではない」と思っていた前川さんに先生は こう言いました。 東北合宿では 毎回同世代の若者と語り合う時間を大切にしています。 訪れたのは1回目から交流を続けている相馬高校です。 津波の被害を受けた人原発事故で避難を経験した人。 やっぱり 自分の安全とかも考えてみんな避難するんですけどやっぱり ここ地元で残って頑張ってる人がいるという事は知ってもらいたいなってすごい思います。
一番 皆さんに伝えたいなと思うのは…福島については 放射能について分かりやすく説明した上で観光名所も紹介し 子供たちが東北に行ってみたいと思えるように工夫しました。 そして 震災を語り継ぐという事はどういう事なのかその事を 大人たちからしっかりと バトンを託されて震災で亡くなった方の鎮魂と復興への願いを込めて彼らを待つのは灘校の東北企画そして 日本で初めての防災の専門学科舞子高校 環境防災科の生徒とその卒業生たちです。 福島県から やって来たのはOECD東北スクールの高校生たち。
顔 知ってる人から 被災地の現状というのを 話聞いて特に 被災地に住んでない人が自分の地元でその話を また他の人にできると思うので。 その議論の結果 もうみんな 納得したわけ?東北は被災しているんだと思う人もいればまだ被災してるからあんまり近寄れないなってそういう 一人一人の考え方が違うというのがあるので情報の流れというのに関してみんなで話してたら結局 報道関係による情報って結局 何が正しくて何が正しくないんだろうねという事で行き詰まりました。
バスで 神戸を離れる福島の高校生たち実にいい笑顔でした。 ですから 福島の高校生たちが今 何に戸惑いどうしようとしてるのか私なりに理解してるつもりです。 そんな彼らが神戸の高校生たちと本音で 率直に その思いをぶつけ合っている姿これは 我々 大人たちも本当に見習うべきではないかとそれぐらいに思いました。 しかし 今回 神戸を訪れた福島の高校生たちが神戸で目の当たりにしてる現実。 阪神・淡路大震災から20年を迎えた 1月17日です。 阪神・淡路大震災から 20年。