日曜美術館 特別アンコール「アトリエ訪問・岡本太郎」

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この番組のまとめ

壁を覆うレリーフはもとより椅子 テーブル ライター 灰皿そして コーヒーカップに至るまでこの部屋に置かれたもの全てが今年の夏 山梨県立美術館で大規模な個展が開かれる。 「アプストラクシオン・クレアシオン協会」に参加する。 その間にセザンヌとか ピカソとか いろんなね抽象芸術運動に入ったりそれから アンドレ・ブルトンと一緒に展覧会に協力した事もある。

5年にわたる 不毛の軍隊生活から帰った岡本太郎の活躍の時が訪れた。 昭和29年 現代芸術の入門書として「今日の芸術」を発表。 伝統的な美意識を打ち破る芸術観を 明快に主張した。 絵を描くだけとか 彫刻をやるだけとか 政治をやるだけとか岡本太郎は いわゆる玄人の芸を嫌う。 職人的な専門家であるよりは 常に専門家以上の決意を持ったなんだこれは これが音楽かこれが書か これが絵かこんなのが彫刻かって思うようなものを作る事がそれが 僕は芸術の道だと思う。

万博ってものが そもそもそういうものなんだけど非常に 肯定的な進歩主義みたいな形になっちゃっててね批判の精神というのがないような。 芸術家の 一番こう… 企業とかお金持ちと結び付いちゃう嫌らしさみたいなものが非常に感じられてね。 「太陽の塔」に対して反対運動が起こったんですけどあまりにも 岡本太郎的だと。 欧米であるもんならOKで独自な オリジナリティーを持って全く純粋に芸術的なあれでもって信念で もしやったとしたらば日本人は通じないですよ。