きょうの料理 土井善晴 食卓二十四節気「たけのこ肉めし」

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この番組のまとめ

季節感を料理に生かす。 命が動いてる瞬間ですから早く湯がいてやらないと1時間 ゆでるんですよ。 そして 落としぶたをして沸騰してる時間を1時間 保って 湯がいて下さい。 あとは 1時間を目安にしてもう 火を止めてこのまま この位置で冷ましてもらったらいいです。 だから こちらの方を今日は お弁当ですから時間かけて煮るという事より…例えば 朝 作ろうと思ったら短時間でしないと駄目よね。 一緒にしちゃ駄目ですか?いや ここが生命線なんですよ。

まさに 日本人って「清明の心」って言いますけども生木の香りっていうのが まさに新しい命の香りなんですよ。 砂糖が入るとパサパサしやすいんですね。 味は付けなくってもいいぐらいなんですけど ちょっとだけ「下味に塩を入れる」ぐらいの加減で… 全体としてお弁当の場合は おいしければいいという考え方ですね。 だから この煮汁を煮詰めてしまうという事です。 で 煮詰めて…。 煮汁を煮詰めて お肉とたけのこをあったかい粗熱のとれた ご飯の上にのせるという事ですよ。

お肉は いつも自分が主役やと思ってますけども今日は たけのこに…清明の時期は譲って下さいな。 まさに春 真っ盛り 清明のお弁当という感じがするかと思いますよ。 この 清明の時期のたけのこの おいしさですよね。 主役のたけのこは 清明のごとく見た目も 味も清く明るく仕上がりました。 しっとりと雨が降るんで 菜種梅雨みたいな言い方もしますけども百穀を潤す雨という事ですね。 もっと 緑が濃いですけどもそれも全部今日と同じようにして頂ける。 ほんとにね 一週間熟睡できますよ。