100分de名著 アンネの日記 第4回「希望を抱きながら」

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この番組のまとめ

「100分de名著」 司会の…さあ 前回は アンネとペーターの短い青春のお話でしたけれどもあっという間に 日記の終わりに近づいてまいりました。 連合軍が ナチス占領下にあるフランスに上陸する。 アンネたちが密告により逮捕されるのはこのあと 1か月にも満たないうちの事でした。 お金や食べ物をもらえたという事でその少しの報酬のために密告する人もいたという事で戦後 この隠れ家の住人たちを密告したのは誰かという事をかなり徹底的に調べているんですけれど結局は分からなかったんですね。

アンネとマルゴーは 更に その秋ドイツ北部のベルゲン=ベルゼン収容所に移送されます。 その時いろんな展示物がありましてねユダヤ人たちから収奪したトランクの山とか私は 人間の髪の毛をあんなに大量に1か所で見たのは初めてですけれどそれを見た時に ミープさんの化粧ケープの事を思い出してアンネ・フランクの 縦ロールの髪の毛の事を思い出してああ アンネは 本当に人一倍髪を大事にしていた子だから髪に バリカンをあてられた時どんな気持ちだったかなあというふうにやっぱりアンネの事を思い出すわけですね。

ここまで 本当に日記を読んできてこんなに意義のある自分の中を つまびらかにしていくそういう言葉を残せたのは本当に奇跡的だと思うんですけどこれは何なんでしょうか。 それを一生懸命 日記に書くキティーに聞いてもらう事によってその 降りかかってきた…言葉にして自分の足元に置き直す。