日曜美術館「光琳は生きている」

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この番組のまとめ

今回 第一線で活躍する アーティストが光琳と向き合い創作する姿に密着。 尾形光琳現代に息づく美の魔力とは。 今年が 琳派400年という事もあってその琳派の名前の由来ともなった尾形光琳を取り上げます。 今回はですね現代を生きる アーティストが光琳と向き合って作品をつくり上げていく姿に密着し光琳の世界に迫っていきます。 今年2月熱海にある MOA美術館で尾形光琳の展覧会が開かれました。 尾形光琳は1658年 京都に生まれました。

今 アート市場が拡大している…蛍光塗料で描いた24mもの巨大な屏風…見れば見るほど 「燕子花図屏風」に似てると思うんですよ。 さあ 今日のゲストは長年 光琳を研究されている京都美術工芸大学学長の河野元昭さんです。 河野さん VTRでも千住さんがおっしゃってた蛍光塗料の神秘性という お話とても興味深く僕は感じたんですけれども。 千住さんは 蛍光塗料の神秘性その内面的なもの というものを使って表現しようと。

「現代の鬼才」と称される…若い頃 下宿の壁に「燕子花図屏風」の白黒コピーを貼って眺めていたと言います。 その燕子花から インスピレーションを得て生まれた作品があります。 それって 燕子花だなと一瞬で思って。 確かに 燕子花みたいな花は彼らの声も ちゃんと聞こえないし個性も よく分からないけどただ 花壇に咲いてる花をぼ~っと見るような。 「燕子花図」に学んだのは無限の拡張です。

琳派というのは そういうものですから やっぱり多くのアーティストが日本人として 美を追求するとそこに行き着いてしまうまず足を運んだのは光琳が晩年に暮らした家を普通は 部屋の端に設けられるはずの にじり口が真ん中に開けられていました。 もう一つ 作品を作るうえで鴻池が興味を抱いたのは光琳の意外な人物像でした。 これは やっぱり光琳が つくってくれた光琳代理店が 旅行代理店がつくってくれた旅だったんじゃないかなと思いますけど。