ニューヨーク白熱教室 最先端物理学が語る驚異の未来(2)万物の理論の予言

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この番組のまとめ

日系3世のカク教授の専門分野は「超弦理論」と呼ばれる理論物理学の世界。 人類が 今も追い求め続けるこの世の全てを説明できる「万物の理論」やその候補とされる 超弦理論が描く異次元などの奇妙な世界。 並行宇宙や 異次元の世界未知の物質や エネルギーは存在するのか。 タイムトラベルや 並行宇宙他の宇宙へとつながる ワームホールなどの可能性についても話そう。 もし 宇宙が無限ならば太陽系の外の あらゆる宇宙空間に星が存在するはずだ。

宇宙が ビッグバンで始まった事については3つの科学的な証拠がある。 アインシュタイン自身も宇宙に始まりがあったとは考えていなかった。 1916年当時は我々が暮らす銀河系だけが最新の天文台を使って2つの大発見をした。 1つ目は 宇宙には我々が暮らす銀河系以外にもたくさんの 他の銀河が存在する事を発見した。 宇宙は 10万光年程度の大きさではなく何十億光年もの広がりがある事が明らかになった。 ドップラー効果によって黄色のものに向かって走れば波長は縮まり 青く見える。

だが ペンジアスがプリンストンで講演をした時「観測中に ノイズを捉えた」と話したところ「それは 鳥のフンかもしくは ビッグバンの証拠だ」と言ったそうだ。 これらの衛星がビッグバンの残り火である宇宙マイクロ波背景放射を観測している。 宇宙の物質はビッグバンが水素の一部を ヘリウムに変えた。 それはアインシュタインの「相対性理論」がビッグバンが起きた理由を説明できない事だ。 宇宙は1つではなく並行宇宙と呼ばれるいくつもの宇宙が超空間の中に 泡のように浮かんでいるというのだ。

暗黒物質が銀河系を包み込んでいる。 暗黒物質の重力が 銀河系を一つにまとめているのだ。 暗黒物質は その重力で光を屈折させるため暗黒物質がどこにあるのかを観測する事ができる。 そこで 並行宇宙の中の物質が発する重力が見えない暗黒物質の正体だとする説も考えられているのだ。 質問かな?太陽系の中では暗黒物質による重力が働いているようには見えません。 なぜ 太陽系全体が暗黒物質であふれていたりほとんどの暗黒物質は銀河系の外の宇宙空間にある。

だから 我々の銀河系の中心にもブラックホールがあると考えられている。 私たちの銀河系を真上から見た様子がでは ブラックホールの内部には何があるのだろうか?ブラックホールの中心には特異点があるとほとんどの教科書に書かれている。 そうした理論によると例えば 高速で回転しているブラックホールの場合それは 一点に潰れるのではなくリング状の形に潰れる。 今 超弦理論がタイムトラベルは可能であると予言しているためもし タイムマシンに乗ってこのパラドックスを 物理学はどうやって解決するのか。

ところで なぜエイリアンは地球を訪れないのだろうか?探査機ケプラーが捉えたように銀河系に 数十億の地球に似た惑星があるのなら「ガラス玉やビーズ原子力をあげるから女王蟻に会わせてよ」なんて言うだろうか?もし エイリアンがタイプ1やタイプ2であれば高度な文明を持っているので我々から得られるものなど何もないのだ。