今回 登場するのは 世界で最も有名な理論物理学者の一人で日系3世のカク教授の専門分野は「超弦理論」と呼ばれる理論物理学の世界。 世界中の 最先端の科学者たちが現在 未来について研究を続けている。 しかし フランスの作家ジュール・ヴェルヌは19世紀の半ばに100年後の未来を正確に予測した。 しかし 出版社が こんな事は誰も信じないと考えたためしかし ヴェルヌは100年後のパリには鉄骨で出来たガラス張りの高層ビルが建ち並びガスを燃料とする車が行き来すると予測した。
我々 物理学者は現代の世界経済の土台であるレーザーとトランジスターを発明した。 レーザー コンピューター トランジスター GPSインターネット そしてタブレット型端末。 私なら 携帯電話1台にも満たないコンピューターにバックアップされた頼りない宇宙船に乗せられ月を目指すなんて 御免だ。 1台のコンピューターを 100人の科学者で共有していたがその後 パーソナルコンピューターの登場で1人1台の時代になった。 今では 1人の人間がインターネットによって数百万のコンピューターとやり取りをしている。
その人が中国語で話しかけてきたら実際 この手の翻訳プログラムは既に出来ていて国連の通訳者レベルでの翻訳ができる。 後部座席に 取材のカメラマンが乗っていたんだが彼が 「ハンドルから手を放しましょう」と言うので「バカな事を言うな。 人間は居眠りしたり気がそれたりあるいは 酔っぱらったりするが自動運転の車は常に 安全に運転してくれる。 まるで フランケンシュタイン博士の研究室のようだった。 現在 皮膚 骨 軟骨 鼻 耳 血管心臓弁などを培養する事に成功している。
不老不死は科学者 皇帝 王や女王などがショウジョウバエ 更に ネズミ ウサギイヌ ネコ そして霊長類。 そう ミトコンドリアが細胞のエンジンだ。 そしてそのミトコンドリアに老化が起こる。 細胞が分裂する時DNAも複製されるがその時に コピーミスが蓄積されていくそれが老化の正体だ。 将来 遺伝子治療によってDNAを修復し老化現象を遅らせる事ができるかもしれない。 ここで 地球上の動物の中で我々人間に最も近いチンパンジーの事を考えてみよう。
第二法則では どんなものでも必ず無秩序に向かい滅んでいくとされる。 進化が 人類をつくったがもし宇宙が 無秩序に向かう運命にあるならばもし 太陽が存在しなかったら地球は第二法則に支配されすると 次に思い浮かぶ疑問は地球の人口はただでさえ過剰なのにその上に 不老不死を求めても大丈夫なのかという事だ。 では なぜ 2000年に人類は滅亡しなかったのか?人口の爆発的増加により2000年までに我々の社会は崩壊するというこの予測の何が間違っていたのか?2つの事が起きた。
まず 反復作業だけをしていない労働者そして 創造力 分析力 独創性芸術性などを必要とする仕事に就いている人も勝者となる。 将来 これらの創造性を必要とする分野でも人間の仕事を奪うほどの能力をロボットが持つ可能性はあるのでしょうか?実は 作曲の方法はコンピューターに プログラムできる。 発展途上国の人々は 人工知能や超弦理論などのコースに参加するがそのうちの90%が途中で諦めてしまう。