ETV特集「終わりなき戦い~ある福島支援プロジェクトの記録〜」

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この番組のまとめ

測定した放射線量がびっしりと書き込まれた航空写真を見ながら安全な散歩道を探してきました。 GPSと連動させた線量計を手に歩き回って河川敷の全体の汚染状況を把握していきます。 除染を担当する環境省は河川敷は生活空間ではないため除染の対象にはならないとしています。 河川敷を管理する国土交通省も除染に消極的です。

4年前の福島原発事故でした。 その一員であった私が結局 力及ばずどうしたらいいのかっていうのはやっぱり 放射線の専門家として積極的に状況と関わってリスクを少なくする方法を提起して一緒に向き合っていくという事が最低限 責任だと思ってますね。 3月 福島プロジェクトが4年前 ここは福島で最も放射線量が高い保育園と言われていました。 福島市では保育園が食材を測定するための補助金を設けています。 福島原発事故が 桂川さんを再び最前線に引っ張り出した形です。

だけど 科学としてはこうだという事を 伝えていかなきゃいけないなというプロジェクトの技術開発を担当するのは山口英俊さん。 それぞれに 忙しい日程をやりくりしながら除染が終わった事で住民の被ばくは避難が必要とされる汚染されたコンクリートの表面を削り線量を下げられないか試します。 国に対する批判は批判として住民のために まず できる事をやってみようというのが福島プロジェクトのスタンスです。 除染と遮蔽 そして放射性物質に近づかない事続いて訪れたお宅でエンジニアの山口さんは新しい測定装置を使う事にしました。

土からは 大量の放射性物質が検出されました。 当初は 杉の木についていた放射性物質が雨などによって流れ落ちいぐねを切り倒した時には 既に地面に染み込んでいたのです。 放射性物質が土に染み込んでいるとすれば汚染された土を剥ぎ取るしか抜本的な対策はありません。 放射性物質が飛び散り近所に迷惑をかけてしまうのではないかと恐れていました。 ほんとは 8,000ベクレル以上は駄目ですよね 国の…。

こういうのは 放射線防護学では習わなかった。 毎日の被ばく量を記録する積算線量計を被ばくの実態について検討する日が やって来ました。 最新型の積算線量計。 日本人は 平均で年間0.6ミリシーベルトの被ばくをしています。 放射能に汚染された環境に暮らし目には見えない放射線を見つめる毎日です。 放射線の測定や除染の方法のみならず原発事故で汚染された福島で生活する上でのさまざまな悩みに答えようとしています。 佐藤さんが 10グラム30ベクレルのマツタケを食べた場合の内部被ばく量を はじき出します。