日本の話芸 落語「愛宕山」

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この番組のまとめ

今日は 落語 京都のね 祇園町の連中が出て参りますがそういう所にまぁ お付きとして運転手として 行かせて頂いたんでございますがねで まぁ ワ~ッとお飲みになってお遊びになって帰って参りますというと米朝師匠の奥さんが 起きて待ってはるんでございますな。 米朝師匠は酔っぱらって シュッと寝はるんでございますけどね「あ~ 吉弥君 ご苦労さん」ってな事 言うてね ええ「アア~ッ勉強させて頂きました」。

もう 一八っつぁん兄さん蝶々 捕まえてくれはらへん」。 私 菜種の花やとばっかり思てましたけどああ~ 黄色い蝶々が花の間に留まってまんね。 今日 愛宕山に登って愛宕さんに お参りや」。 「あっ 愛宕山?」。 「ヘ~エ その愛宕山っちゅうのはどこでんね?」。 これ1つ だけでっか? 愛宕山二階 おまへんの? 何や もうこんな低い山やったら あんた2つ 重ねといて けんけんで上がったるわ」。 ハイハイハイハイ ね? ヨ~チョッチョ〜ッとヨッコイショ〜っと。

ドッコイ ドッコイ ドッコイ ドッコイヨットショッと ほんまに」。 ♪「エ~エエ〜 坂二十五丁目の茶屋の坂」♪「婆 旦那さんちいと お休みなんし」♪「しんしんしんこでもたんと 食べ」♪「登りゃ うんと 坂ヤ~レ 坂 エ〜エエ」♪「坂 坂 坂 坂 坂 坂」「ヨットショッと」。 ♪「愛宕山坂 エ~エエ 坂二十五丁目の茶屋の坂」♪「しんしんしんこでも食べ うんと 坂」「フウ~ッ」。

そこに 何や 土器積んだあるがな ええ?素焼きの盃 それで 酒でも飲まそうっちゅう趣向か?」。 これは土器投げの土器じゃ」。 「土器投げ?」。 今からな この土器 投げてまずは 天人の舞っちゅうのをちょっと やってみようか?ええか? イヤア~ッどうだ? 見てみいな な?右へ行くと思いのほか 左へグ~ッと 回ってきたやろ?うん そう そう そう。 み 見たか? 見たか? な?今度は お染久松比翼投げ。 次はね お染久松比翼投げ。

「小判や」。 「小判」。 小判や」。 よう しなる な?ジョンジョロリ~ンと。 小判 20枚」。 「阿呆な事 言いなはんな あんた向こうは 小銭でっせ~小判 20枚て一財産やおまへんかいな。 「チョッ ちょっと待っとくんなはれ ええ?こ 小判は?」。 「小判は放ったよ」。 「ええのが あるやないかいなこの傘 ええ?『下の茶店の傘』?『返さないかん』?エヘヘ 小判 20枚拾ってきたら お前こんな物 5本でも6本でも 買うたるわ。 「小判 20枚 頂きまっせ。