俳句王国がゆく「北海道士別市」

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この番組のまとめ

「俳句王国がゆく」。 今回の舞台は北海道士別市。 一体どんなバトルになるのか?日本各地の魅力を俳句でご紹介していく「俳句王国がゆく」。 さあ 今回は 北海道士別市からお送りします。 そして 今回俳句のアドバイスを頂くのは俳人の坊城俊樹さんです。 これまでに「俳句王国」で活躍した俳人たちを中心に先制攻撃。 今日は 俳句ですけども漫画家ならではの視点で士別市の魅力をアピールして下さい。 じゃあ 今日は小説家ならではの視点ですばらしい俳句を期待してます。

さあ これからチーム対抗でどちらが より 士別市の魅力を俳句で表現できるかを競います。 最初は 「ご当地俳句バトル」。 そして赤 俳句王国チームは石田衣良さんですそれでは 1戦目のテーマは こちら。 士別市で育てられているのは足と顔が黒いサフォークというイギリス原産の羊ですこの畜舎オリジナルの餌にはトウモロコシや大豆など穀物がたくさん入っています穀物を多くとると羊独特の臭みが少なくなり羊毛を取るためでした外から 水分は はじいてくれる。

「春のヒツジ サムライ士別の 鼻高し」。 まず全国 津々浦々の皆さんに士別の漢字を覚えてもらえる。 しかも「サムライ士別」って7文字使っちゃったっていうところがこの句のね全てと言いますか。 高貴で 気品があるというプラスやっぱり 「サムライ士別」という事で更に この「鼻高し」にすごく実感がありまして…。 どちらの俳句が より士別市の魅力を引き出しているのかむずいな これは。 最高記録は 2分10秒だそうです冬の間の重労働である雪かきを逆に 遊びに生かそうと15年前に始まった雪ハネ選手権。

さあ それではどちらの俳句がより士別市の魅力を引き出しているのか会場の皆さん判定を お願いします。 白 士別チームかそれとも 赤 俳句王国チームか。 教えて頂くのは 士別市教育委員会の水田一彦さんです。 これは?これは 今から116年前の明治時代に士別市を開拓した屯田兵が実際に使っていた農具なんです。 実は 士別市というのは北海道に屯田兵が入って最北で最後に入った土地なんです。 明治32年今から116年前ですけども100人の屯田兵で 志願して士別に入ってきました。

さあ これから お二人には「開拓」で俳句を作って頂きます。 それでは お二人準備はいいでしょうか?制限時間は3分です。 対する赤俳句王国チームの岡戸さんどんな俳句でしょうか? どうぞ。 いや こんな華奢なのにこんな力強い句を作っておばあちゃん うれしい!あらら…!開拓農家の三男坊ですので経験者です。

めちゃくちゃになっちゃいます!さあ どちらの俳句がより士別市の開拓の魅力を引き出しているでしょうか。 白 士別チームか それとも赤 俳句王国チームかお上げ下さい。 では 成績を見てみますと「ご当地 俳句バトル」では…現在 仲よく引き分けています。 「北斗星」と「トワイライトエクスプレス」の映像を見て皆さんに俳句を作って頂きました俳句は 主宰の坊城さんを合わせて7句。 さあ テレビをご覧の皆さんもこの中から 2句選んで「テレビ句会」に参加して下さい俳句は以上です。

やわらかな ちょっと暖かいような空気の中に出ていくのかというその辺りのロマンチックな感じがこれは いいなあ。 あらららら ロマンチックな。 坊城先生こんなロマンチックだったとは。 ロマンチックなんですね。 この 斑雪山の懐にブルートレイン自体がね あるいはほかの列車等でもいいんだけどいい意味で 手慣れた句であるというふうに思います。

この俳句の作者聞いてみたいと思います。 そして でも 「鉄路の夢は疾走す」っていうところでやっぱり 春の季節感前向きな感じが出ていてとてもいい句だと思いました。 なので 全部 抽象の中で最後の雪の中を走ってゆく鉄道の姿それが浮かぶだけでいいやと思ってシンプルに作った俳句なんです。 そうすれば 2段ベッドが 何か景色もいい雰囲気もするしゆっくりと ホッコリとした北海道の旅が できんじゃないかっていう思い出が残りまして。