100分de名著 ブッダ 最期のことば 第4回「弟子たちへの遺言」

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この番組のまとめ

ブッダの遺言の書とも言える「涅槃経」。 第4回は 2,500年の時を超え「100分de名著」 司会の…さて今月は ブッダの最期の言葉を記した「涅槃経」。 そして そのブッダが言い残した言葉によって仏教という一つのこの宗教システムがどのように その後長く維持されていったのかという その秘密ですねそういうお話もしたいと思っております。 さあ では いよいよブッダの死涅槃直前の様子についてご覧下さい。 ブッダは 大勢の弟子たちと共に涅槃の場所となる クシナーラーに向かいます。

サンガ内で能力主義を取り入れると権力闘争が起こってしまいます。 しかし ブッダがいなくなったあとにはそれを きちんとしておかないと…この 大事なのは 「先輩」「新参」というところが大事でこれは僧侶になった その日時の早いか遅いかだけなんです。 なぜ こんな上下関係が必要かというとこれは 単に座る時の席順がスムーズに決まるとかライバルを蹴落としてシェアを拡大するという場合にはそれで やっと サンガは2,500年 もつというそういう状況をかなえたんです。

だから 弟子は これを読んで…ここから 先生何を読み取られますか?ブッダが 生の総決算としての死に向かっていく姿を語ります。 それを今度は受け取る弟子の姿もこのお経の中には書かれていますから死に向かう 自分の在り方というものも学べますしそれから 死んでいく人たちを我々が どのように送るかという事もこのお経は非常に明確に出してますね。