ニューヨーク白熱教室 最先端物理学が語る驚異の未来(4)変貌する“心の未来”

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この番組のまとめ

♪~中でも 物理学での受賞者は4人に上り日系3世のカク教授の専門分野は「超弦理論」と呼ばれる理論物理学の世界。 そして 第2回では万物の理論が得られた時タイムトラベルは?タイムマシンに乗って 自分の過去を変えたらどうなるのか?医者や弁護士の役割はどうなるのだろうか?もし 老化に抗う事ができたらどうなるのだろう?不老不死は実現するのだろうか?そして 今回は 科学に残された最大の謎の一つについてだ。 最後に発達するのが人間にとって欠かせない部分前頭前皮質。

彼は コンピューターの原型となるチューリング・マシンという架空の機械を考えた。 よって 現代のコンピューターは全て チューリング・マシンだと言える。 つまり チューリングはその後 100年間に及ぶコンピューターの在り方に基礎を与えたのだ。 では 我々の脳はチューリング・マシンなのか?実は 脳は デジタルコンピューターではない事は分かっている。 驚くかもしれないが脳に プログラムのようなものは存在しないのだ。 脳には いかなるプログラムもCPUもない。

MRIは 脳内の血流を分析して脳内の電流の動きを再現する。 ある女性は ロボットアームを操作する。 2014年の夏サッカーワールドカップ ブラジル大会で落馬事故で 首から下が麻痺してしまった。 2004年に亡くなってそれを実現できなかったのはとても残念だが今なら その夢をロボットアームとロボットレッグでかなえる事ができるのだ。 ASIMOは 数多くのロボットの中で最も先進的だ。

例えば サルがバナナを食べている時何百万人もの高齢者が自分が誰だか分からずそれは 大変な社会の負担となる。 微分積分を学ぶといったような複雑な記憶を外部から脳に送り込もうというのだ。 微分積分を学んだ時の事を覚えているか?ボタン押すだけで学べたらいいだろう?あるいは スキルの向上のため働きながら コミュニティーカレッジで学ぶ代わりにスキルを 脳に送ってもらえたら?だが 悪い面もある。 マサチューセッツ工科大学では世界で初めて うその記憶を植えつける実験に成功した。

何世紀も前の 仏教の書物には明晰夢を見るための鍛錬法が書いてある。 ドイツの マックス・プランク研究所では明晰夢を見る被験者をMRIにかけた。 例えば マンハッタンの上空をヘリコプターで 1回飛んだだけでその記憶から マンハッタン全体の絵を描けてしまう。 なぜ こんな事ができるのだろう?サバンは 写真記憶という能力を持っているのだ。 なぜ こんな事が可能なのか?写真記憶の世界的記録を樹立したのは映画「レインマン」を見た事があるかな?あの映画のモデルは 彼だ。

アインシュタインの言葉を借りると天才の中でも最も飛び抜けた超新星はアイザック・ニュートンだ。 当時 確かに 「タイム」誌はアインシュタインを「今世紀 最大の偉人」と呼び政治家や映画スターをしのぐ超新星だった。 アインシュタインは難解な事を考えられたのか?哲学者や 詩人や 科学者によって意識とは何かについての論文が2万本も書かれている。 周囲の環境を評価する方法が1つあればそれは 1単位の意識だと言える。 レベル1の意識は 空間の中で自分が どこにいるのかを理解する事ができる。