「100分de名著」 司会の…さて今月は ブッダの最期の言葉を記した「涅槃経」。 花や音楽というのは天が神様がね空から ブッダの死を供養するために降らせたり音楽を奏でたりするわけですけれどもそれが 本当の私のための供養にはなってないというわけですね。 そういう意味では今のお葬式を考える場合にも単に 一つのセレモニーとしてお葬式を捉えるのではなくてその 亡くなった方の人生の総決算としてそれを受け止めるのが本当のお葬式ですから。
僧侶の組織であるサンガの修行者たちに上下関係をはっきりさせなさいと命じたのです。 「上下関係」といっても能力主義ではなく年功序列を意味していました。 サンガ内で能力主義を取り入れると権力闘争が起こってしまいます。 しかし ブッダがいなくなったあとにはそれを きちんとしておかないと…この 大事なのは 「先輩」「新参」というところが大事でこれは僧侶になった その日時の早いか遅いかだけなんです。
エンディングノートを書きましょうみたいなあるじゃないですか。 そうですね エンディングノートというのはやっぱり自分が どういう死に方をしたいかという事を書きつつやっぱり そこまでいかに生きるかという事をものすごく真剣に考える。 外からの つまらない価値観に翻弄されるんじゃなくて自分の価値観で今の自分と 死んだあとの事をきちんと予想するという事はとても大事な事です。