「100分de名著」 司会の…さて今月は ブッダの最期の言葉を記した「涅槃経」。 そして そのブッダが言い残した言葉によって仏教という一つのこの宗教システムがどのように その後長く維持されていったのかという その秘密ですねそして 2本の沙羅の木の間沙羅双樹の下に静かに横たわり最期の時を待つ事になります。
僧侶の組織であるサンガの修行者たちにサンガのルールである 「律」をその時代の変化の中で廃止してもかまわないと言うのです。 落語界も年齢関係ないです。 お坊さんの場合には実際 修行してこれは 単に座る時の席順がスムーズに決まるとかあるいは物を分配する時に 上の人から順番に配っていくとかそういう サンガの運営の中での序列にすぎないんです。 そうしますと…ですから サンガの中では 絶対に権力闘争が起こらないんです。 ライバルを蹴落としてシェアを拡大するという場合には絶対に能力主義の方がいいんでしょう。
だから これからしっかりと仏教 サンガを守っていかにゃいかんよという自戒の言葉戒めです 自分に対する。 だから 弟子は これを読んで…それを今度は受け取る弟子の姿もこのお経の中には書かれていますから死に向かう 自分の在り方というものも学べますしそれから 死んでいく人たちを我々が どのように送るかという事もこのお経は非常に明確に出してますね。 エンディングノートを書きましょうみたいなあるじゃないですか。