「足裏が唯一の自慢」というと実質 何も自慢がないような感じがするんですが「地球を踏んで」という事で足裏が ぐっとクローズアップされて非常に足裏がいいものに見えてくるしまた これは 多分 奥さんの自慢をしてるのかななんてそういうような歌としても読みましたね。 結構 荒い表現なんだなって事が逆に 日常の言葉の質感というんですかねそれを 我々に教えてくれるそういう歌だと思いましたね。
その表現が 非常に興味深いなと思って こちら採りました。 「さびしき脚」って よく考えると何を言ってるか分からない表現だと思うですけれども「私は さびしい さびしい」というふうに言っているとか思っているというよりも「さびしき脚」と言ってこのさびしさを脚に託して表現されると何か そのさびしさが際立ちますし「白い猫」というのが 非常に慰めを与えてくれるというかそういった存在としても浮かび上がってくるというふうに思いますね。
だから 今回短歌は あんまり ここまで詳しく見てなかったのですごく面白いなと思ったのは随分と 読む側に 余白が与えられてるんだなというのでそれが コーチングでもすごく重要なんですよね。