100分de名著 荘子 第2回「受け身こそ最強の主体性」

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この番組のまとめ

いかに自分が 外側の ぼこぼこに合わせられるかという事で「荘子」の時代からおよそ300年後漢の国に インドから仏教が伝わったと言われます。 教えも ちょっと似通ったところがあるんですか?仏典を翻訳するという事は中国に その時に既にあった言葉を使ってインドの言葉を訳すわけですよね。 「荘子」の中からは 例えば今仏教語に完全になってますけども「衆生」とか。 あるいは仏教語として欠かせない「解脱」という言葉がありますね。 その老荘思想と 禅に共通する概念という事でちょっと この言葉をご覧下さい。

どうしても 「御社に入ってからの計画と目標」というとこがうまく言えないんです。 計画とか目標て… あんた孔子みたいな事 言うとんな。 自分の意志で動いたり変化したりするんやのうて周りに迫られて やむを得ず動いてやむを得ず行動する。 今 やっぱり計画とか目標というのが大事に思われすぎてるわけですよね。 でも 予想外の事が起こらなければ充実感もないし自分も広がらないわけですよ。 例えば 私らも そうですけど計画立てませんからねお坊さんの。 それがだから最高の行動原理なんですね。

薄影の方が 影の影ですから主体性からは遠いわけですよね。 じゃあ 主体性というのは一体 何なんだろうという事になりますね。 その事って 脳科学でもね 「状況に関係のない自由意志というのは我々が普通 言葉で「主体的」というふうに感じてるものがいわゆる 「荘子」の考える主体性ではなくて「任せきれる」という事の強さというんですか。 この主体性 そういう事を言ってると思うんですね。 先の事を予測せずですね未来の事が分からないという状態で今を遊ぶ。